【ホットパワーズの★みくらですぅ♪】本音を話します。
アダルト業界で働く女が嫌いです。
わかるはずがないくせに、わかったような口をきいてくる。
自分でこの業界をえらんだくせに、イヤなことがあったらすぐ女の部分を武器にして業界を壊そうとする。
みんなそうに決まってる。
だから、アダルト業界で働く女が嫌いです。
トラウマがあります。
ボクがアダルトショップで働いていたころ。
ひとりの女性社員が他店舗から配属されてきました。
その人はボクよりもえらい立場で、なのに物腰やわらかで、勉強熱心。
人としても社会人としても、尊敬するところだらけの女性でした。
とある冬の日。
彼女とシフトが被り、2人で店舗をまわすことに。
寒くて指先が真っ赤だったことを、いまでもおぼえています。
「今日あんまりお客さんこないねー」
「まあ、雨降ってるし、しかたないですね」
いつものように話しかけてくれる、やさしいな。
「そういえばこのオナホールって気持ちいいの?」
「あーそれ売れてますよね。つかったことないから分からないけど」
「実はボクまだオナホール自体つかったことないんですよね…」
「えーもったいない!つかったほうがいいよ!せっかくこういうところで働いてるし、ちゃんと自分でつかわないとお客さんに紹介できないよ!」
納得。
説得力、鬼。
オナホールに恥ずかしがってる自分が恥ずかしくなりました。
「あーなるほど、たしかに。今日帰りに買ってみます。(笑)」
「そうしたほうがいいよー!どんな感じだったか教えてねー」
「あ、そういえばこのバイブも売れてますよね」
「このバイブってどんな風に気持ちいいんですか?」
それが彼女と交わした最後の会話です。
なにを間違えたのかわかりません。
間違えたことはわかります。
ただ、ボクはこの「×」を「×」だと、いまだに思えません。
なんだよあの女。
ボクは、アダルト業界で働く女が嫌いになりました。
このサイトを開設してから、Twitterでオナホの情報を流してる天狗を発見しました。
とあるアダルトグッズメーカーの社員だそうです。
「女かよ、、」
ツイートを数件見て、イラッ。
どうせこいつも「アダルト業界で働く私ステキ女」なんだろ。
ムカつくけど、流している情報は有益。
いちおうフォローしておきました。
フォローしてみたら、びっくり。
なんとその天狗は一日に何件もツイートするツイ廃。
やかましいったらありゃしない。
イヤでも流れてくる天狗のTLを追っていると、どうやらこの女は、ボクの知ってる、ボクがイメージしている「アダルト業界で働く女」像から、すこしズレていることがわかりました。
とつぜん自分のヌードをTwitterにアップしたり、
縦長サムネって言うけど、PCから見たらいつもと同じだったよ。 pic.twitter.com/0i3c1V9s1D
— ホットパワーズみくら👺みくらオナホ新発売!&来年3月卒業 (@hop_mikura) May 7, 2021
使い道のわからないグッズを販売したり、
なんかオナホのテーマソングを歌っていたり。
なんなんだ、このアカウントは。
最初はツイートを見るたびイラっとしてたのに。
気づいたらボクは、天狗にハマっていました。
彼女には、ちんちんがありません。
ちんちんがないのにオナホ売りという職業に就くこと。
それは、第二次世界大戦に体操着で参加するくらい無謀なことです。
でも彼女は、ちんちんがないなりに、それ以外の部分でなんとかオナホールのよさを。
自社製品のよさを知ってもらおうと奮闘していました。
自分たちがつくったオナホールのよさを伝えたくて、広めたくて、知ってほしくて。
記憶が正しければ、彼女がこの職業をえらんだ動機は「障がい者でも性を楽しめる世界をつくりたい」的なことです。
きっといまでも、それが根底でしょう。
しかし、活動を追っていると、どうもそれだけじゃない気が。
「ファンになってくれた人たちを精一杯楽しませてあげたい」という気持ちが、いつからか芽生えていた気が。
すくなくとも、ボクにはそう感じました。
一体のキャラクターとしてファンを楽しませようとがんばる姿。
いまの自分ができることを必死にかんがえ、行動にうつすその姿。
ボクはいつの間にか、心の底から彼女を尊敬し、活動を応援するようになっていました。
2022年3月。
天狗が、里に帰ります。
そう、来年の3月でみくらはホットパワーズを卒業し天狗の里に帰ることになりました!
— ホットパワーズみくら👺みくらオナホ新発売!&来年3月卒業 (@hop_mikura) December 10, 2021
最後にみんなに会いたいな👺イベントで会えたらすごく嬉しいよ🥳オナホも買ってくれたらすごく嬉しいの!🦍❤️💕👺
詳しくは→https://t.co/4rWX0N0n5tpic.twitter.com/rQewsoZEAA
もう会えません。
面識はないけど、出会えてよかったなとおもっています。
彼女の存在を知らなかったら、ボクはいまでも「アダルト業界で働く女」を毛嫌いしていたでしょう。
彼女は、ボクのトラウマを溶かしてくれました。
狭まった世界を、元の広さに戻してくれました。
ありがとう、天狗。
さっきからちょこちょこ挟んでる、このリンク。
目障りでしたよね、すみません。
実はそれ、この天狗さんをモデルにつくられたオナホールで、売れた分だけ天狗さんに還元されるそうです。
”卒業祝い”ってやつですね。
粋なメーカーです。
散々楽しませてもらった身として、最後になにか恩返しをしたいなーとおもい、NHK受信料の集金業者がごとく、しつこく宣伝させていただきました。
よかったら購入してあげてください。
ここまで読んでくれてありがとうございます。
オナホールの話なんて一切してないのに、ここまで読んでくれたそのやさしさに、感謝します。
もしこのオナホールに関して質問や感想がありましたら、お手数ですがコメントください。
それ以外にも自分に合うオナホールを探したくなったら当サイト『オナ王』でお探しください。
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